佐々木、奥川を引くのはどこだ!ドラフト4球団以上競合に強い球団調べてみた
17日に迫ったプロ野球ドラフト会議。複数球団の1位指名が予想される佐々木(大船渡)、奥川(星稜)を引き当てるのはどの球団か。4球団以上競合した年の戦績を調べてみた。(敬称略)
公開日:2019.10.16
11年の菅野(入団拒否)や12年の大谷のような単独指名のイメージがあるが、「その年最高の人材を指名する」という哲学からか、競合上等の姿勢で12球団最多の18回の4球団以上競合を経験している。指名権を獲得できたのは07年高校ドラフトの中田、10年の斎藤、15年の有原と17年の清宮。
【3位】ソフトバンク(南海、ダイエー含む)15回中4回で投手率100%
引き当てた4人はすべて投手。91年若田部、01年寺原、07年大社の大場、そして16年の6球団バトルを制した田中正義。
【2位】西武9回中4回 うち3回が6球団競合を制す
17年の清宮、18年の根尾、小園と争奪戦に参加しなかった西武。競合回数も新興の楽天に継ぐ少なさだが「やるときはやる」球団。85年清原、09年菊池、10年大石と6球団以上の競合を3度も引き当てている。
【1位】楽天8回中4回 18年外れ1位4球団競合の辰己引き当て5割復帰
新興球団ながら12球団一の勝率を誇る楽天。5球団競合の松井裕(13年)を含む3年連続(12~14年)で競合を制した立花球団社長(当時)は退任したが、後を受けた石井GMが“持ってる男”の称号も引き継いだ。初年度の18年は初回入札で3球団競合の藤原を外したものの、外れ1位で4球団競合の末に辰己をゲットした。
あなたのご贔屓球団のデータはどうでしたか?佐々木、奥川の運命はいかに―。17日、運命のドラフト会議を見守りましょう。