ソフト超大型補強!近年の例で占う成否
3年ぶりの日本一を目指すソフトバンクの超大型補強が話題となっている。NPBでは近年でも同様な例がしばしば。過去を振り返り、成績に直結するか占いたい。
公開日:2023.1.19
◆巨人
【16年度オフ】史上初FA戦士3人!30億円超補強
巨人は17日、米大リーグ・マリナーズのアルキメデス・カミネロ投手(29)との契約で基本合意したと発表した。1年契約で年俸は115万ドル(約1億3600万円)。背番号は「44」となる。メジャー通算149試合に登板。最速164キロの守護神候補右腕の加入で、今オフ推し進めてきた推定総額30億円超とみられる大型補強を締めくくった。
巨人の30億円超巨大補強、カミネロで完成 最速164キロ右腕と合意
結果は3年連続V逸…4位低迷
「巨人0-4ヤクルト」(9日、東京ドーム)
巨人、3年連続V逸決定 今季11度目完封負け
巨人が最下位のヤクルトに完敗。試合終了後、首位・広島が勝ったため、3年連続でのV逸が決まった。
【18年度オフ】原政権復活でFA丸ら36億円超巨大補強
巨人は29日、新外国人選手として、マリナーズからFAになっていたライアン・クック投手の獲得を発表した。年俸は130万ドル(約1億4000万円)。背番号は24に決まった。
巨人 守護神候補獲得で総額36億超の巨大補強に区切り 投打の“穴”解消か
覇権奪回を目指す来季。今オフはチームの穴という穴を全て埋めようと、積極的に補強を進めてきた。目玉はFA市場で広島から獲得した丸。外野手の絶対的レギュラーが不在のチームで、打線の軸を任せられる強打者が加入した。
同じくFA市場で西武から捕手の炭谷も加わり、守備面でもセンターラインの強化に成功した。
野手ではマギーが退団し、阿部も捕手に復帰。強打の一塁手が手薄となったが、ここは今季メジャー20発のビヤヌエバ、オリックスを自由契約になった中島が埋める。
投手陣では、日米で実績のある岩隈も獲得した。
これで、今オフの大型補強もひと区切りになりそうだ。育成選手や再契約の上原をのぞき、新たに支配下契約を結んだ6選手に総額36億1500万をつぎ込み、チームは大変身。来季は名将・原監督のもと、その成果が試される。(金額は推定)