侍J 全選手集結で栗山監督は戦闘モード突入「明日からWBC始まるつもりで」合流の吉田と抱擁「言葉はいらないだろ」

 栗山監督(右)と話す大谷
 ゴムバンドを使ってトレーニングする大谷
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 野球のWBC日本代表は5日、バファローズスタジアム舞洲で一部メンバーが練習した。レッドソックス・吉田正尚外野手も合流し、30選手が集結した。

 欠場した鈴木の代役、牧原も宿舎に合流。6日の強化試合からメジャー組も出場できることから、栗山監督は「これでメンバー揃って、戦いに臨みます。これだけの選手そろって信じていくだけ。明日からWBC始まるつもりでやっていく」と語った。

 指揮官はメジャー1年目でWBC参加を決断した吉田に感謝。「裏で会って、マサタカを抱き締めたので。それだけ。言葉はいらないだろ」と笑顔を浮かべ、「彼の決断は、メジャーよく知っている方にとっては、これも歴史のスタートだと思っている。彼の思い、決断、これからの野球人にメッセージを送ってくれた」と敬意を示した。

 大谷、ダルビッシュ、さらに日系選手のヌートバーも参加する今大会。「たっちゃん(ヌートバー)もそうですが、短い時間でひとつになってやっていく」と、戦闘モードに入った。

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