ラグビー日本代表 リーチ主将が3カ月ぶり全体練習復帰「不安はない」

恥骨の炎症から回復し、3カ月ぶりにタックルを解禁したリーチ主将(右中央)
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 「ラグビー・日本代表合宿」(24日、シェラトングランデオーシャンリゾート)

 4日間の休養を経て、宮崎合宿が再開。恥骨の炎症のため3月中旬以来別メニュー調整が続いていたフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=が3カ月ぶりに全体練習に復帰した。15対15の攻防練習では3カ月ぶりのタックルも披露した。

 「タックルスキルはまだまだ足りない。3カ月タックルしていないから、ちょっと感覚がずれています」と話すものの、表情は明るい。「不安はない。あすの朝起きて痛みがなければこのまま続けていきたい」と笑顔を見せた。

 恥骨に異常を感じたのは、2月下旬だった。そのまま練習を続けてきたが、3月中旬の沖縄合宿中に痛みが激しくなり、練習から外れた。

 この日は全体練習後の走り込みメニューからは外れるなど、フルメニュー参加には至っていない。それでも、先週の宮崎合宿でスクラム、ラインアウトを再開。そしてこの日の練習再開日から、タックルを含む全体練習を解禁。一歩ずつ段階を踏んで復活への道をたどってきた。

 当面の目標を目標は7月27日から始まるパシフィックネーションズ杯(PNC)3試合に置く。「フルに行きたいと思っています。まずはスタメンをとらなきゃいけない」。日本代表に欠かせない存在は、目を輝かせていた。

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