フィギュア コストルナヤが圧巻の美で世界最高V「うれしい」
「フィギュアスケート・GPファイナル」(7日、トリノ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位のアリョーナ・コストルナヤがフリー162・14点、合計247・59点で優勝。合計の世界最高得点241・02点も大幅に更新した。
4回転の衝撃など、どこ吹く風。それを上回る美しさが、世界の頂点に立った。コストルナヤが2本のトリプルアクセル(3回転半)を含むほぼ完璧なプログラムを演じきり、世界最高得点を更新して圧巻の優勝。表現力を表す演技構成点は出場6選手中唯一の70点台となる73・27点と、圧倒的な美しさを誇った。
「記録(合計の世界最高点)を超えたいという思いがあった」とコストルナヤ。「クリーンに滑れてうれしい」と端麗な顔だちでほほ笑んだ。
SP6位の紀平梨花(17)=関大KFSC=は、フリー145・76点の合計216・47点で4位だった。