中学2年で8強!小塩遥菜「うれしい」次は伊藤美誠に初挑戦

 ポイントを奪い、ガッツポーズする小塩遥菜
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 「卓球・全日本選手権」(17日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルス6回戦が行われ、19年世界ジュニア選手権銀メダルの小塩遥菜(おじお・はるな、14)=エリートアカデミー=が、安藤みなみ(22)=十六銀行=を4-2で破り、初の8強入りを決めた。18日の準々決勝では2連覇中の伊藤美誠(スターツ)と対戦する。

 成長著しい新世代カットマンの小塩は、粘り強くボールを拾いながらチャンスボールを確実に仕留めて実力者を粉砕した。中学2年時の伊藤、平野美宇に並ぶ8強に進み、「初めてのベスト8でうれしい」と声を弾ませた。

 トーナメントが決まった大会前から目標だった、第1シードと当たる準々決勝までたどり着き、「あした伊藤さんとやれるので楽しみ」と目を輝かせた14歳。尊敬する伊藤と練習で戦った時は、相手にならないほどたたきのめされたが、試合では初対戦となる。「少しでも相手になれるように、1点でも多く取れるように頑張りたい」。失う物は何もない。

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