北海道マラソン2年連続で大会休止 東京五輪会場の影響で
北海道マラソン組織委員会は16日、今夏に予定していた大会を休止すると発表した。昨年大会に続き、2年連続の休止となる。
例年8月の最終日曜日に開催している同大会は、今年の開催予定日だった8月29日が東京パラリンピックの期間と重なるため、運営全般に関わる要員の確保が困難とした。また、大会の会場としている市中心部の大通公園内に東京五輪マラソン・競歩(8月5~8日)の関係施設が設置されるため、原状回復に長期間かかることなどを理由としている。
実行委員長の鶴井亨北海道新聞社常務取締役は「大会を楽しみにしていたランナーの皆様には大変申し訳なく思います。2年続けての休止となりますが、五輪のマラソンは北海道マラソンのコースをベースに行われることから、次回2022年8月の大会は、これまで以上に注目される大会になるでしょう。その時に向けて準備を進め、一層魅力ある大会にしていきます」とコメントした。