山口茜が準決勝進出「自分からもっと良いショットをと前向きになれた」 1時間に及ぶ熱戦制し、中国選手に逆転勝ち

 女子シングルス準々決勝で勝利した山口茜
 女子シングルス準々決勝で勝利した山口茜
 女子シングルス準々決勝で勝利した山口茜
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 「バドミントン・ジャパン・オープン」(23日、横浜アリーナ)

 女子シングルスの準々決勝で、五輪3大会連続出場の山口茜(再春館製薬)はハン・ユエ(中国)に2-1で逆転勝ち。日本人選手として唯一、準決勝進出を決めた。準決勝では、パリ五輪の決勝トーナメント1回戦で勝利しているスパニダ・カテートン(タイ)と対戦する。

 山口は「1ゲーム目うまく取り切れなくて、2ゲームもスタートよくなかったんですけど。インターバル明け以降、自分からもっと良いショット打っていこうと思って、前向きになれたのがいい方向につながって良かった。声援もすごく力になって、自分自身も試合を楽しめたと思うので、あしたもきょうの試合を生かしていいプレーをできるように頑張ります」と笑顔で振り返った。

 第1ゲームを18-21と接戦の末に落とした山口。第2ゲームも相手にリードを許す展開となったが、インターバル明けから大逆襲に転じ、9連続ポイントを奪うなど逆転して21-15で奪い返した。

 最後の第3ゲームでは、最初のプレーで、相手の攻撃に粘り強く対応すると、最後は体を投げ出すようにして拾い、ポイントを挙げた。これで勢いに乗った山口は序盤、優位に進めたが、その後7連続ポイントを奪われるなど相手の反撃に遭い、9-11と逆転を許して折り返した。

 その後は一進一退の攻防が続いたが、21-18で1時間に及ぶ熱戦をものにした。

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