「西日本学生バスケット・女子1回戦、松山大77-68大産大」(30日、なみはやドーム)
なみはやドームの女子1回戦では、部員わずか8人の松山大が、PF相原美波(3年)らの活躍で延長戦の末、大産大を77‐68で下し2回戦に進出した。
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一時は6点リードし、余裕もあった松山大だったが、後半に入って関西リーグ3部Bに属する大産大の粘りにあい、59‐59で試合終了。5分間の延長戦へと突入した。PF相原が「うちは人数少ないんで、延長は先にどれだけ点を取るかを意識してやった」と振り返るとおり、延長開始早々にエンジン全開。相原のシュートなどで一気にリードを広げ、相手の追撃をかわした。
試合後は息も絶え絶え。部員はたった8人で、うち2人はケガなどで出場できず、実質6人での大会参加。相手はメンバー交代で疲れた選手を休ませることができるが、松山大は余裕のある休息が取れなかった。
それでも関西リーグの相手に競り勝った。「愛媛ではリーグ戦がないので、この大会はいつも経験の差で競り負けてた」と、相原は価値ある勝利に胸を張った。