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 武庫川女子大、悲願初Vへ2年連続8強

 第2クオーター、体を張ってパスを阻止する武庫川女子・松沢希美=大阪府立体育会館(撮影・保田叔久)

 「西日本学生バスケット・女子4回戦、武庫川女子大90‐69福岡教大」(2日、大阪府立体育会館)

 男女の4回戦が行われ、8強が出そろった。女子は初優勝を目指す武庫川女子大が福岡教大に90‐69で勝ち、2年連続でベスト8に進出。3連覇を目指す大阪人間科学大、九州No.1の鹿屋体大も順当に勝ち進んだ。男子は最多14度の優勝を誇る京産大が流通科学大に100点ゲームで圧勝。3連覇を目指す天理大、昨年準優勝の愛知学泉大も8強入り。3日は男女の準々決勝が大阪府立体育会館で行われる。

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 試合開始早々、いきなり0‐8のビハインドを背負った武庫川女子大だが、経験豊富な4年生を中心に反撃。第1Qを22‐22で終えると、その後は着実に得点を重ねて快勝した。

 昨年のリーグ戦でアシスト王に輝いた木下歩紀(4年)が25点を奪えば、スピードのある攻撃が持ち味の村田稚佳(4年)も20点。さらに主将でU‐24日本代表でもある松沢希美(4年)も13点を挙げて、勝利の原動力となった。

 坂井和明監督は「去年からキャリアのある選手が残っているので、リードされても慌てることなく、落ち着いてプレーしていた」と目を細めた。松沢主将も「普通にやれば勝てると思っていたので焦りはなかった」と余裕の表情で振り返った。

 昨年は準々決勝で、連覇を果たした大阪人間科学大に1点差で敗れ、4強入りを逃した。今年の相手も18度優勝の愛知学泉大とあって、厳しい戦いが予想されるが、松沢主将は「スピードで勝負していきたい」と話し、初優勝へヤマ場となる一戦に気合を入れ直した。

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