日本人初の公認9秒台を出すのは誰だ?最速王を狙うスプリンターたち

23日から陸上日本選手権が始まる。何よりも注目なのは男子100㍍!日本一速い男は誰?9秒台は出るのか?アツい男子スプリンターの戦いに注目です。

公開日:2017.6.23

 「陸上・全日本実業団対抗選手権」(25日、ヤンマースタジアム長居)
 男子100メートル決勝は、山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が日本歴代4位の10秒03(追い風0・5メートル)の大会新記録でケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=を退け、大会初優勝を飾った。
 リオ五輪準決勝では最速の0秒109の反応タイムをマークしたが、この日はさらに上回る0秒107。「0秒1未満」はフライングと判定される中、まさに“神業”といえるスタートで、2位に終わった6月の日本選手権のリベンジに成功した。

山県、日本歴代4位10秒03 “神業”スタートで今季3度目自己記録更新

10秒0台を連発!桐生との直接対決を制した

山県100メートルで10秒0台連発!今季大会初出場で納得の走り

 「陸上・サマーアスレティックス」(11日、キャンベラ)
 男子100メートルに2度出場した山県亮太(セイコーホールディングス)が、追い風1・3メートルの1レース目に10秒06を出した。桐生祥秀(東洋大)は追い風1・4メートルの1レース目で10秒04。同走した2レース目は、山県が向かい風0・1メートルで10秒08の1位。桐生は10秒19で2位。世界選手権(8月、ロンドン)の参加標準記録10秒12はそろって突破した。
 山県は2レースともに10秒0台をマークし「力強さがまた一段と増した。悪くないスタート。9秒台は近い将来必ず出したいし、そうすれば世界陸上の結果もついてくる」と力を込めた。

山県100メートルで10秒0台連発!今季大会初出場で納得の走り

ケンブリッジ飛鳥 日本選手権連覇へ!大一番での勝負強さは№1

 今季ベストは10秒12とエントリー選手中4番目だが、昨年の日本選手権や、リオデジャネイロ五輪400㍍リレー決勝における、ボルトとの競り合いなど大舞台で力を発揮している。

雨中の激走で昨年の日本選手権初V

ケンブリッジ破顔V!五輪決めた

 「陸上・日本選手権」(25日、パロマ瑞穂スタジアム)
 日本最速を決める男子100メートル決勝は、ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=が10秒16(向かい風0・3メートル)で初優勝を飾り、リオデジャネイロ五輪代表に内定した。0秒01差の2位に山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が入り、2大会連続となる五輪代表が確実となった。桐生祥秀(20)=東洋大=は10秒31で3位に終わったが、派遣設定記録(10秒01)を突破しており、初の五輪代表に内定した。

ケンブリッジ破顔V!五輪決めた

今季初戦で追い風参考9秒98 日本人2人目の電気計時9秒台

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