日本人初の公認9秒台を出すのは誰だ?最速王を狙うスプリンターたち
23日から陸上日本選手権が始まる。何よりも注目なのは男子100㍍!日本一速い男は誰?9秒台は出るのか?アツい男子スプリンターの戦いに注目です。
公開日:2017.6.23
日本の“怪物”が世界を震撼(しんかん)させた。サニブラウンは、ボルトの大会記録を塗り替える20秒34でゴールを駆け抜けると、両手の人さし指で天を指し、ガッツポーズ。「金メダル2つは期待通りの結果」と胸を張った。
怪物サニブラウン“ボルト超え”で2冠
「僕はもっと大きなことを成し遂げたい。五輪の金メダル、世界新記録。そのための大きなステップになった」。高校2年のスプリンターが末恐ろしい潜在能力を世界に示した。
今季ベストは10秒18、大一番で一気に覚醒か!?
「陸上・ブライアン・クレイ招待」(14日、カリフォルニア)
サニブラウン今季初戦で自己ベスト10秒18出た「成果が出ている」
陸上男子短距離界で18歳のホープ、サニブラウン・ハキーム(東京陸協)が14日、米カリフォルニア州アズサで行われたブライアン・クレイ招待に出場し、100メートルで追い風1・8メートルの好条件下、自己ベストを0秒04更新する10秒18を出した。200メートルでも8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録を突破する20秒41をマークし、好発進した。
飛び出た西の新星!関学大・多田も9秒台争いに参戦!
全国的には無名の存在だったが、追い風参考で9秒94、公認記録で10秒08をたたき出し、がぜん注目を浴びる存在になった関学大の3年生。持ち前のスタートが決まれば、表彰台も見えてくる。
「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ川崎」(21日、等々力陸上競技場)
銀メダリストのガトリン“謎のKGボーイ”多田修平を絶賛
男子100メートルが行われ、リオ五輪銀メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)が10秒28(向かい風1・2メートル)で優勝。ケンブリッジ飛鳥(23)=ナイキ=が10秒31で2位、多田修平(20)=関学大=が10秒35で3位に入った。サニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は10秒42で4位だった。