カッコいい!?面白い!?角界の珍名力士たち
大相撲名古屋場所で、新十両岩崎改め翔猿(とびざる)いう力士が関取デビュー。今回は珍名力士に注目してみました。阿炎、天空海、大露羅、育盛、森麗…なかなかに個性的です。
公開日:2017.7.14
「右肩上り(みぎかたあがり)」 縁起がいい!?
【2009年7月3日デイリースポーツ紙面より】 番付に珍名が載った。西三段目3枚目の吉野改め右肩上り(みぎかたあがり)=大嶽。注目を集めた21歳は「気持ちが前向きになる。周りも笑ってくれるし験がいい」と話した。
名付け親である師匠の大嶽親方(元関脇貴闘力)は「不景気だからこそ、こんな名前の力士がいてもいいと思って付けた」と説明した。本人は館内で「右肩上り」と呼ばれることを想像し「僕が相手なら、集中できずに笑いそう」と楽しんでいる。
2009年九州場所からは「り」をとって「右肩上」として土俵に上がった。2015年夏場所に「電山(でんざん)」としこ名を改めている。
「宇瑠寅(うるとら)」
下の名前は「太郎」というこだわりようだ。当然、特撮ヒーロー「ウルトラマンタロウ」が由来となっている。 164センチ 60キロと力士としては小兵中の小兵だ。大鵬の孫・王鵬(当時は「納谷」)のデビュー戦の対戦相手。