カッコいい!?面白い!?角界の珍名力士たち
大相撲名古屋場所で、新十両岩崎改め翔猿(とびざる)いう力士が関取デビュー。今回は珍名力士に注目してみました。阿炎、天空海、大露羅、育盛、森麗…なかなかに個性的です。
公開日:2017.7.14
日本相撲協会の定期健康診断が31日、東京・両国国技館の相撲診療所で行われ、現役最重量でロシア出身の西三段目38枚目、大露羅(33)=山響=が自己記録を更新。歴代最重量の小錦へ1・2キロに迫る283・8キロをたたき出した。
ロシア出身大露羅 歴代2位283・8キロ 歴代最重量まであと1・2キロ
体重計に乗り「10キロ太っちゃったよ。(なぜなのか)自分でも分かんない」と首をかしげた。自己最高は15年8月に計測した279・5キロ。「きのうは食わなかった」と健康診断を意識して、一日だけダイエットしたが効果なし。「いつも一週間前からダイエットするけど忘れていた」と痛恨のミスだった。
それでも強気に「(小錦の体重も)ご飯食べれば、すぐ超えちゃうよ」とニヤリ。ちなみに握力は右38キロ、左40キロと軽量級だった。
体重292・6キロの史上最重量力士、序二段の大露羅(35)=ロシア出身、山響部屋=が21日、今場所限りで引退を表明した。
史上最重量292キロ・大露羅引退 ロシア出身初の力士
ロシア出身初の角界入り、19年に及んだ力士人生では故北の湖親方(元横綱)の付け人を長く務めた経験が財産。“1番になれ”という師匠との約束を果たし、小錦を超えて史上最巨漢となった。
史上最重量292キロ・大露羅引退 ロシア出身初の力士
珍名よりもその巨漢っぷりで知られています。故北の湖理事長の付け人を14年間務めました。生前の理事長は「ああ見えてすごく気が利くんですよ」と可愛がっていたそうです。引退時には「日本は大好き、第2の故郷。相撲も最高」と笑顔で話していた。
「阿夢露(アムール)」 故郷の川にちなんで命名
初土俵から74場所を要し、外国出身で最も遅い新入幕となったロシア出身の阿夢露(31)は27日、福岡市の阿武松部屋宿舎で会見し「まだ終わりじゃない。ここから横綱、大関と当たる位置まで上がりたい」とさらなる高みを見据えた。
阿夢露が新入幕 超スロー出世
新十両の一昨年初場所で10勝しながら右膝に重傷を負い、6場所連続の休場で序二段まで転落。復帰から11場所連続勝ち越しと不屈の闘志ではい上がった。
元幕内で東幕下39枚目の阿夢露(34)=阿武松=が14日、現役引退を表明し、東京・両国国技館で師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)とともに会見した。
ロシア出身・阿夢露が引退「1年リハビリして力戻らず」スポーツトレーナーに転身
阿武松親方は「こつこつやる、辛抱する典型的な力士。部屋の力士のお手本。こういう外国人力士に出会ったのは幸せ」と称賛した。
ロシア出身・阿夢露が引退「1年リハビリして力戻らず」スポーツトレーナーに転身
今後は日本に残りスポーツトレーナーに転身する。「スポーツ選手をサポートするクリニックを開きたい。日本とロシアのために頑張りたい」と抱負を語った。