カッコいい!?面白い!?角界の珍名力士たち
大相撲名古屋場所で、新十両岩崎改め翔猿(とびざる)いう力士が関取デビュー。今回は珍名力士に注目してみました。阿炎、天空海、大露羅、育盛、森麗…なかなかに個性的です。
公開日:2017.7.14
2015年の九州場所での前頭5枚目が最高位。大怪我をしても決してあきらめなかった不屈の闘志を持つ力士でした。弟弟子の幕内の阿武咲(おうのしょう)からは本名の「ニコライ兄ちゃん」と呼ばれており、親しみやすい人柄のようです。引退後も日本に残ってトレーナーの仕事をしており、相撲の技術を生かしたトレーニング方法を教える活動もしているようです。
「天空海(あくあ)」 キラキラネーム力士
大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の番付が26日、発表され、キラキラしこ名の29歳、天空海(あくあ)=立浪=が初土俵から丸10年、59場所目で新入幕を果たした。
天空海、初土俵から丸10年で新入幕「長かった」 キラキラしこ名は愛する地元から
茨城県大洗町出身。しこ名は愛する地元の「アクアワールド茨城県大洗水族館」から名付けた。
天空海、初土俵から丸10年で新入幕「長かった」 キラキラしこ名は愛する地元から
入門後約3年間は「豊乃浪」として土俵に上がっていましたが、2014年春場所に「天空海」に改名。改名後に幕下上位へ躍進。幕下上位の壁をなかなか破れず苦しんだが、2020年11月場所で新入幕を果たした。会見では「名前先行だったけど実力で目立って追い付いてきたかな」と話していた。キラキラした四股名と対照的に見た目はかなりゴツい感じです。
「爆羅騎(ばらき)」 四股名!?いえいえ本名なんです。インパクト抜群!
この日はビン付け油でパンクロッカーばりに固めて逆立てた。さらに茨城・龍ケ崎の式秀部屋から両国国技館に向かうまで車の中で横になった。少しでも背が縮まないように、検査直前まで横になったまま待機するという涙ぐましい努力が報われた。
160cm爆羅騎、背伸び?&髪固め基準通過
しこ名もズバリ本名の“爆羅騎”でデビューする予定だ。下の名前も「げんき」で決まっており、同親方は「バラキ!ゲンキ!で響きがいい。“(西城)ヒデキ、カンゲキ”みたいで、いい語呂合わせでしょう」と喜びも隠せない。
目標はでっかく「横綱です」‐。体は小さくても、でっかい夢を追いかける。