稀勢の里どうなる?4場所以上連続休場した横綱のその後
横綱・稀勢の里が4場所連続となる休場を発表した。これまでの長期連続休場明けの横綱はどうだったのか、過去の例を集めてみた。(敬称略)
公開日:2017.11.8
暴行問題で揺れる大相撲九州場所にまた残念なニュースが。場所前に休場を発表した横綱・鶴竜に続き横綱・稀勢の里も途中休場し、ともに4場所連続の休場となった。年6場所制になった1958(昭和33)年以降、4場所以上連続で休場した横綱の復帰場所はどうだったのか。9つの前例を集めてみた。
稀勢の里4勝5敗でついに…4場所連続休場
横綱稀勢の里が九州場所10日目から休場することが明らかになった。田子ノ浦親方が21日午前、福岡県大野城市内で明かした。
稀勢の里が4場所連続休場
稀勢の里は9日目に宝富士に敗れて3連敗。史上ワーストタイの1場所5個目の金星を配給し、4勝5敗と黒星が先行していた。これで休場は4場所連続となり、来場所は進退が懸かる場所になる。【全文はリンク先】
鶴竜4場所連続休場 進退は初場所に先送り
大相撲の西横綱鶴竜(32)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が8日、九州場所(12日初日・福岡国際センター)を休場することが決まった。【全文はリンク先】
横綱の鶴竜、4場所連続休場へ 進退は先送り、腰痛併発か
【柏戸】63年初場所から4場所連続休場→63年秋に全勝優勝、64年夏から6場所連続休場→65年夏9勝6敗
1964(昭和39)年夏場所は初日から11連勝で優勝争いをリードしたが、鎖骨骨折で12日目から休場。翌名古屋を全休した後に秋、九州と2場所連続途中休場となり、65年初場所からまた2場所連続全休で計6場所連続休場となった。
63年にも初場所から全休3場所を含む4場所連続で休場しているが、復帰場所となった秋場所では大鵬との千秋楽全勝相星決戦を制して全勝優勝を飾っている。