「勇気や希望」だけじゃなく「密」も発生…開催してよかったの!?東京五輪の光と影
一年延期、さまざまな制約の中で行われた東京五輪が閉幕。運営側は「勇気」や「希望」を与えたと成果を強調する一方、恐れていた「密」の発生や医療への負担も増えることに。国際的祭典の光と影。
公開日:2021.8.9
運営側は成果を強調「未来への財産に」
菅義偉首相が9日、東京五輪が閉幕したことを受け、首相官邸のSNSに動画メッセージを投稿した。
菅首相 早速SNSに五輪賞賛動画 厳しい声も「感染爆発は?」「もう逃げられない」
「かつてない様々な制約の下での大会となりましたが、開催国としての責任を果たし、パリ大会へと、バトンを繋ぐことができました」
菅首相 早速SNSに五輪賞賛動画 厳しい声も「感染爆発は?」「もう逃げられない」
「夢や希望、感動を、子供や若者、世界の人々に届けてくれたことは何ものにも変えがたい、未来への財産になったと思います」
菅首相 早速SNSに五輪賞賛動画 厳しい声も「感染爆発は?」「もう逃げられない」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)は8日、メーンプレスセンターで大会閉幕に伴う総括会見を行った。
橋本聖子会長 東京五輪を総括「多くの人々の希望になったと確信」
「コロナで分断された世の中で、アスリートのパフォーマンスが多くの人々の希望になったと確信している」
橋本聖子会長 東京五輪を総括「多くの人々の希望になったと確信」
「大会は成功したか?」との問いには「パラリンピックを含め、すべてが終わってから答えたい」とした上で、五輪ではプレーブック違反による処分などさまざまな問題が噴出したこともあり「100%成功かと言われればそうではない」と述べた。
橋本聖子会長 東京五輪を総括「多くの人々の希望になったと確信」