丹羽が予選トップ通過 「2006兵庫県オープン・ゴルフトーナメント」のトップアマ第1回予選会が6月20日、119人が参加し、18ホール・ストロークプレーで行われた。パープレー、72で回った丹羽俊一(48)=六甲国際=が予選をトップで通過した。以下6オーバー、78までの25人が同コースで行われる本大会(8月8、9日)への出場権を獲得した。
▼丹羽「技術より感覚」
柔軟な対処でピンチを乗り切った。丹羽は前半「手を曲げて固める、機械的なパッティング」が決まらず39というスコアに「思い切って」パッティングスタイルの変更を決意。後半から手をしなやかに伸ばし「技術より感覚を優先させた」というパットが決まり始め、4バーディー、1ボギーで結局パープレーにまとめ上げた。 “兵庫イヤー”を盛り上げる旗頭でもある。兵庫国体ゴルフ競技の強化指定選手として、毎週6人のライバル兼仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)している。「若手でもシニアでもない僕が、つなぎ役としてチームワークを高めています」という中で、自らも「彼らとやる中で培った粘りが生かせた」と、この日のラウンドを振り返っていた。
▼水野進一 (大会常連。5年ぶり予選通過)「最初連続バーディーで自己ベスト(68)いけると思ったら、4番でダボ。慌てました。でも朝、一緒にお茶を飲んだ4人が全員同スコアで予選突破。面白いですねえ」
▼伊東諭史 (昨年本戦6位。プロ志望の姫路独協大4年生)「ここはティーショットを曲げたら難しい。8月は本戦の直前に(プロの)QTもあるので、どちらも頑張りたいです」
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