2アンダーの首位で予選を突破した太田康介=兵庫県・妙見富士CC
太田が予選トップ通過
「2006兵庫県オープン・ゴルフトーナメント」のトップアマ第2回予選会は6月21日、兵庫県多可郡の妙見富士カントリークラブ(6861ヤード、パー72)で77人が参加し、18ホール・ストロークプレーで行われた。2アンダーの70で回った太田康介(28)=ダイヤモンド=が予選をトップで通過した。79までの15人が、20日の予選会第1回を通過した25人とともに、同コースで行われる本大会(8月8、9日)への出場権を獲得した。
▼本業はサラリーマン…トップ通過も謙虚
太田が4バーディー、2ボギーの安定したラウンドを披露した。重めのグリーンに他の選手が戸惑う中で「2パットでいい」という楽な気持ちがいい結果を呼んだ。競技大会では自己ベストとなる70をマーク。4番ロングで第1打を左ラフに入れたピンチも4オン1パットでしのいだ。 勤務するフジクラゴルフクラブ相談室(大阪府箕面市)の試打室で腕を磨いている。休憩時間にはビデオを見ながらスイングをチェック。客の適性に合ったシャフトを提案する仕事を担当しているだけに、自身のセッティングも完ぺきだ。 高校時代は滝川第二高ゴルフ部で活躍したが、今はあくまで趣味の範囲でプレーしている。「サラリーマンが本業ですから。本大会は2日目に残れるように頑張ります」と謙虚に抱負を語った。 ▼小黒貴志(兵庫国体の強化指定選手。71で2位) 「7番のダブルボギーが痛かった。最近、大会が多くて疲れているが、7月の日本アマに重点を置いて頑張る」
▼正木保行(首の痛みに耐えながら73で3位の好成績) 「痛み止めをのんで出た。3パットが2回もあったけど、ショットは良かった。短めに持って慎重に振った成果が出たのかな」
▼井尻勝也(今年4月に香川から兵庫に引っ越ししてプロを目指す20歳。75で4位タイ) 「初めて回るコースなので見えるところに打ちました。国体と日本アマ出場が決まっているので頑張りたい」
>>第2回予選会成績<<