ＮＨＫ連続テレビ小説の１００作目となる「なつぞら」（月曜～土曜８時）。７月２日は第８０話が放送される。いよいよ、千遥に会える日が近づいてきた？

　富士子（松嶋菜々子）から電話があり、行方知れずだった妹の千遥が、十勝の柴田家に来ていると知らされたなつ（広瀬すず）。千遥が富士子に伝えた言葉に、なつは激しく動揺する。千遥に会いたくてすぐにでも十勝に帰ろうと、会社の許可をもらって早退するなつ。知らせを聞いた兄の咲太郎（岡田将生）も、すぐに「風車」へ。妹の消息がわかったことに安堵する。そのころ十勝では、千遥が柴田家の人々に、なつたちが来る前に帰ると告げていた…。

　「なつぞら」は戦災孤児だったなつが、広大な北海道の大自然のなか、次第に絵を描くことに目覚め、やがてアニメーションの世界を開拓していく物語。作品のテーマである「開拓」と「未来のつながり」を、ヒロイン役の広瀬すずが瑞々しい感性で演じる。語りは、紅白の司会が記憶に新しいウッチャンこと内村光良が初挑戦。主題歌は朝ドラの大ファンという草野マサムネがボーカル＆ギターを務めるスピッツの「優しいあの子」と、見逃せない話題作となっている。