嵐は１日、東京・六本木で、デビュー２０周年を記念した「ＡＲＡＳＨＩ　ＥＸＨＢＩＴＩＯＮ　ＪＯＵＲＮＥＹ　嵐を旅する展覧会」（東京、大阪、福岡、宮城）の開催初日を迎え、会見を行った。ファンへの感謝の気持ちを込め、何かできないかと５人が昨秋から半年以上をかけて準備を進めてきた取っておきの企画だ。

　テーマは“嵐と旅する”。２０年の活動のアーカイブや今年２月に米ロサンゼルスで撮り下ろしたカット、貴重なオフショットなど合計約４００点近くの写真を展示するほか、デビュー当時に着用し話題を呼んだ「スケスケ衣装」も至近距離で目にすることができる。メンバーそれぞれがプロデュースした５つのブースも用意され、リーダーの大野智（３８）は「２０年だからこそ、やる重みも違う」と感慨をにじませた。

　東京だけでなく、大阪、福岡、宮城と全国４カ所での開催。主催者によると、東京で３０万人、全国４カ所で計６０万人の来場を予想している。二宮和也（３６）は「グループの成り立ちが見られるのはなかなかない。ジャニーズの後輩とかも、こうやってグループができるんだって楽しく学んでもらえるのかな。後輩たちに会えるかもしれませんよ！」と呼びかけた。

　この会見の前に、ジャニー社長が都内の病院に入院中であることが公表され、松本潤（３５）がメンバーを代表して、恩人への思いを口にした。「でも、この話で暗くなるのは、ジャニーも望んでいないと思うので、明るく楽しくやりたい。宜しくお願い致します」と松本。ジャニー社長が貫く「Ｓｈｏｗ　ｍｕｓｔ　ｇｏ　ｏｎ（何があってもショーは続けなきゃ）」の精神を、今こそ体現する。