西田敏行「僕の7割が三国さんの影響」
2013年4月25日
俳優・西田敏行(65)が24日、都内で行われた映画「終戦のエンペラー」(7月27日公開)の製作発表会見に登場した。映画「釣りバカ日誌」シリーズで長年にわたり名コンビを組んできた俳優・三国連太郎さん(享年90)が今月14日に死去したことに触れ、西田は「三国さんの存在なければ『釣りバカ日誌』シリーズはなかった。俳優哲学、技術は、すべて三国さんの影響」と故人を偲(しの)んだ。
三国さんが亡くなってから初めて公の場に姿を見せた西田は、心の整理をつけるかのように、神妙な面持ちで“俳優の師”の思い出を語った。
高校2年生の時に見た三国さん主演の映画「飢餓海峡」(65年)が俳優の道へ進むキッカケを作ってくれたという。「“役者としてお前も生きていけ”と背中を押された作品だった」と振り返る。88年にスタートした映画「釣りバカ日誌」シリーズで、09年まで22作品で共演。平社員のハマちゃん役として社長のスーさん役の三国さんと名コンビを組んだ。
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