Ｐ・ディディが恋人だった故キム・ポーターがいないとの理由で５０歳のバースデーパーティーを２回中止していたという。先週末ビバリーヒルズにある自身の豪邸で五十路を迎える祝福の宴をあげていたショーン・コムズことディディだが、その前に同イベントを２度もキャンセルしていたそうで、キム無しで自身を祝う気分になれないというのが理由だったそうだ。

　昨年１１月１５日、肺炎により４７歳の若さで帰らぬ人となったキムについて、ディディはまだ心の整理がついていなかったようで、先月４日が誕生日だったものの、延びに延びて遂に開催される運びとなったという。「２度キャンセルしたよ。５０歳の誕生日にキム無しでパーティーをしている俺自身を想像することができなった」「やる気がしなかったんだ。偽りたくもなかった。強いところを見せたかったんだよ」とディディはピープル誌に明かす。

　そして今月１４日、キムが４９歳となるはずだった誕生日に自身のパーティーを開催したディディは、「『（１４日なら）キムとパーティーができる、一緒に』って思ったんだ。素晴らしかったよ。たぶん俺が今までに経験した最高に本物の愛の一夜だった。恵まれているよ」と続けていた。

　ちなみにそのパーティーにはジェイ・Ｚにビヨンセ、キム・カーダシアン・ウェストにカニエ・ウェストといったセレブ夫妻からレオナルド・ディカプリオまで豪華な面々が揃っていたという。

　また、ゲスト客らはナオミ・キャンベルからオーディオで「ディディの５０歳の誕生会に招待します。ダンスシューズと最高の気分があれば十分です」という招待メッセージを事前に受け取ったそうだ。

　ある招待客は今回のパーティーについてこう話していた。「感動的な夜でした。（ゴスペル歌手の）マーヴィン・サップがディディの大好きなスピリチュアルソング『ネヴァー・ウッド・ハヴ・メイド・イット』を歌い、本人も最高に感激していました」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）