三枝が文枝、春之輔が春團治…最近の上方落語界襲名まとめ

 桂きん枝が四代目桂小文枝を、桂春之輔が四代目桂春團治を襲名するなど上方落語界は襲名ラッシュ。最近の主な襲名をまとめてみた。

公開日:2017.9.4

【桂三枝→六代桂文枝】2012年7月16日

三枝が六代桂文枝 襲名披露公演

 桂三枝改め六代桂文枝の襲名披露公演が16日、大阪・なんばグランド花月で行われた。襲名という一世一代の舞台ながら、文枝は三枝時代の代名詞ともなった創作落語をネタ下ろしで初披露。常に斬新なスタイルを打ち出し、時代をリードしてきた文枝らしい高座を展開し、「皆さまに育てていただいた三枝を胸に、これから文枝として頑張っていきます」と言葉に力を込めた。

三枝が六代桂文枝 襲名披露公演

 公演では、東西の看板落語家6人がずらっと並んで口上を披露。桂歌丸は「創作落語にますます磨きを」、桂春団治は「六代目といえば文枝だと言われるように」とエールを送る中、六代文枝は深く頭を下げ、聞き入っていた。

三枝が六代桂文枝 襲名披露公演

【月亭八天→月亭文都】2013年3月19日

月亭文都襲名披露、113年ぶり復活

 落語家・月亭八天改め七代目月亭文都(52)の襲名披露公演が19日、大阪・なんばグランド花月で行われた。上方落語の大名跡を113年ぶりに復活襲名。師匠の月亭八方(65)や、笑福亭仁鶴(76)、桂文枝(69)ら上方落語界の重鎮が揃った口上では、文都がこれまで仁鶴や、桂南光(61)らに「落語家になる前から尊敬しておりました」と“八方美人”に振る舞っていたことが暴露され、追及を受けた文都は「何かの間違いでございます…」と恐縮しきりだった。

月亭文都襲名披露、113年ぶり復活

【桂雀松→桂文之助】2013年10月6日

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