三枝が文枝、春之輔が春團治…最近の上方落語界襲名まとめ
桂きん枝が四代目桂小文枝を、桂春之輔が四代目桂春團治を襲名するなど上方落語界は襲名ラッシュ。最近の主な襲名をまとめてみた。
公開日:2017.9.4
落語家の桂春之輔改め4代目春団治(69)が2月11日、大阪松竹座で襲名披露公演を行った。口上には盟友の上方落語協会会長の桂文枝(74)も駆けつけたが、春団治が文枝をいじる一幕もあり、多くのファンを湧かせた。
4代目春団治 襲名公演で文枝をイジる「手当をいただいているわけではありません」
文枝は「若い時から一緒にやっていた人が素晴らしい名前を継いで感動した」とあいさつ。文枝から振られ、口上でもあいさつした春団治は「文枝会長にはずいぶんとお世話になっております。お世話と言いましても月々の手当をいただいているわけではありません」とたびたび、女性問題が報じられる文枝をいじり、爆笑を誘った。春団治の隣りに座っていた文枝は笑顔で春団治をこづき、息の合った掛け合いを見せた。
4代目春団治 襲名公演で文枝をイジる「手当をいただいているわけではありません」
【桂きん枝→桂小文枝】2019年3月12日
落語家の桂きん枝改め四代目桂小文枝(68)の襲名披露公演が3月12日、大阪・なんばグランド花月で行われ、兄弟子の桂文枝(75)、三遊亭円楽(69)らが出演した。
桂きん枝改め四代目桂小文枝 師匠の命日に無事、襲名披露
トリを務めた小文枝は、この日が命日で、「小文枝」を長く名乗った師匠の先代・文枝の思い出を語った。「入門は50年前になります。あまり怒らない師匠で、大事にされていた皿を壊しても『きん枝、いつやめてもええねんで』と優しい言葉をかけていただいた」と笑わせた。その後、師匠も得意とした「天神山」を披露した。
桂きん枝改め四代目桂小文枝 師匠の命日に無事、襲名披露