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イチロー今季初三塁打 相手守備見て…

2014年6月30日

レッドソックス戦の5回、今季初の3塁打を放つヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

レッドソックス戦の5回、今季初の3塁打を放つヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

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レッドソックス戦の3回、2盗を成功させるヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎) レッドソックス戦の3回、三ゴロ失策で出塁するヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

 4戦11打席(1四球を含む)ぶりに響かせた快音。イチローは次打者ガードナーの右越え二塁打で楽々とホームを駆け抜けた。

 三回の攻撃でも足で魅せた。三塁手の送球エラーで出塁し、次打者ガードナーの4球目に完璧なスタート。今季5個目の盗塁となる二盗を決めると、一ゴロの間に三進。ジーターの右前打でチームに1点目をもたらした。

 「あれは完全にセンターでしょ」。イチローがそう振り返ったのは二回の守備だ。

 右中間深くに飛んだ打球。声を出しながら落下地点に走り込み、グラブに収めた。外野の主導権をもつ中堅手のエルズベリーが声を出せば、打球を譲る準備はしていたが、この日はなかった。右中間コンビを組む相棒が視界に入る位置まで接近していた。イチローは「あれから追われるとキツイけど、来ないなら僕が行くことはなんの問題もない」と説明した。

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