「ダイヤモンドバックス５－３マーリンズ」（１１日、フェニックス）

　マーリンズのイチロー外野手（４２）はダイヤモンドバックス戦の七回に代打で出場し、一塁強襲安打。守備には就かず、１打数１安打で打率を・３３６とした。メジャー通算２９７４安打。日米通算４２５２安打でピート・ローズの持つメジャー最多通算安打記録まであと４本に迫った。

　２試合連続先発を外れたイチローは２点を追う七回１死走者なしの場面で代打で登場。２番手右腕、クリッパードに対し、１ボールからの２球目、内角低めの１２７キロチェンジアップを強振。痛烈なゴロ打球を一塁が弾き、二塁手が素早く処理してベースカバーに入った投手に送球したが、イチローが一足早く一塁を駆け抜けた。

　試合は、マーリンズのエース、フェルナンデスが六回２死までパーフェクトゲームだったが、そこから９番打者にソロ本塁打を許すなど５者連続安打で４点を失い、逆転負けを喫した。