沙羅、強すぎる!無敵のW杯通算15勝
2014年1月13日
勝利の方程式は、もはや盤石。前日に引き続き、この日も1回目に最長不倒を記録。その時点で2位以下に約8ポイント、距離にして4メートルほどのリードに「セーフティーだと思った」と全日本・小川コーチ。2回目はゲートを一段下げて確実に着地する方針へ。高いレベルで安定した実力を発揮することが可能な、今の高梨だからこその必勝プランだ。
精神面の成長も見逃せない。氷点下6度という極寒の気温に加え、降雪量も多いタフな環境。1回目のスタンバイ時には、大事には至らなかったが全日本の山田が着地で転倒。仲間のアクシデントに「心臓が止まるかと思った。集中できなかった」と振り返るが「ゲートに入ったら良いイメージだけを浮かべていた」。心を整え、大ジャンプを決めた。
全日本のコーチ陣が「(高梨の敵は)体調不良とケガ」と力強く語るほど状態は良く、誰が見ても現状でソチ五輪での金メダルに一番近い存在。それでも「五輪では(苦手とする着地時の)テレマークを入れて勝ちたい」と飽くなき向上心を口にする沙羅。無敵の女王に死角はない。
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