沙羅2戦連続2位も仕上げに不安なし
2014年1月28日
「ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子個人第11戦」(26日、スロベニア・プラニツァ)
ソチ五輪で金メダルを狙う高梨沙羅(17)=クラレ=は2位だった。1回目に101・5メートルで首位に立ったが、2回目は98・5メートルにとどまった。最長不倒の102・5メートルと、101・5メートルを飛んだダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が1回目の2位から逆転。第10戦に続く今季2勝目で通算5勝とした。ソチ五輪に臨む伊藤有希(土屋ホーム)は4位に入り、6戦続けて1桁順位を記録した。
今季、抜群の力と安定感を誇っている高梨も長距離移動と時差ぼけで少し感覚が狂った。助走の滑りをいまひとつつかみきれず「このジャンプ台になかなか対応できなかった」と漏らした。2回の内容にばらつきが出て、2011年の世界女王で30歳のイラシュコに優勝をさらわれた。
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