沙羅５連勝逃し２位「やること山積み」
2014年1月26日
「ノルディックスキー・Ｗ杯ジャンプ女子・個人第１０戦」（２５日、スロベニア・プラニツァ）
ソチ五輪代表の高梨沙羅（１７）＝クラレ＝は９７メートル、９８メートルの合計２４９・３点で２位だった。５連勝はならず、２０１１～１２年のサラ・ヘンドリクソン（米国）に並ぶジャンプ女子シーズン最多の９勝目は持ち越しとなった。３０歳のダニエラ・イラシュコ（オーストリア）が１００メートル、１０２・５メートルの２６１・５点で快勝し、１２年１２月のソチ大会以来となる通算４勝目。五輪代表の伊藤有希（土屋ホーム）は９０メートル、９８メートルで５位、山田優梨菜（長野・白馬高）は２９位に終わった。
高梨は１回目は思ったほど飛距離が伸びず２位。着地もぴたりとは決められずに飛型点もいまひとつ。納得のいく飛躍ではなかったせいか、飛び終えた直後は口元をこわばらせた。トップのイラシュコとは距離に換算して５メートル強に当たる１０・６点の大差となり、２回目でも逆転することはできなかった。
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