沙羅 団体もV!ソチ金へ弾み
2014年1月31日
1回目に1番手の伊藤が99メートルでトップに立つと、岩佐が93・5メートル、山田が87メートルで続き、4番手で個人3連覇の高梨が104・5メートルで引き離した。2回目も伊藤が99メートル、岩佐が92・5メートル、山田が87・5メートル、高梨が99メートルを飛んで一度も首位を譲らず、2位のスロベニアに48・8点の大差をつけて圧勝した。
高梨は1回目にただ一人100メートルを越えてリードを広げた。2回目は4番手グループのスタート位置が最も下になり、その中で一番強い追い風を受けた。不利な状況ながら「タイミングが少し遅れたけど許容範囲」という99メートル。他の6人でK点越えはフランスのマテルだけ。合計得点も全選手の1位と存在感は別格だった。
年齢制限で最後の世界ジュニアとなる19歳の五輪代表、伊藤も1番手で2回とも99メートルを飛んで流れをつくった。「楽しんで飛べた」と、28日の個人でメダルを逃した悔しさを晴らした。
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