沙羅、ソチへ出発「状態は万全」
2014年2月4日
大舞台に向け、最高の門出となった。今季はここまで、13戦で10勝。優勝を逃した3試合でもすべて表彰台に上るなど安定感は抜群だ。“キング・オブ・スキー”荻原健司に並ぶ19勝には「偉大な選手と並べて、自分の自信になります」と謙虚だが、五輪に向けては「1試合1試合、全力で走ってきたことには自信を持っている。何か足りなかったとすれば、自分の準備不足。今は自分のベストを尽くすことしか考えていない」と意欲を語る。
金メダルの最有力候補であることは、世界中が認めている。東京五輪招致も的中させた英国の大手ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」ではダントツの1番人気。ライバルであるサラ・ヘンドリクソンの母国である米国発行の「スポーツ・イラストレーテッド」でも金メダルと予想されている。
3日には決戦の地、ソチへと出発。「体の状態は万全。とても楽しみです」。あとは最高の舞台で、最高の栄冠をつかむだけだ。
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