吉田麻也の「有観客」再考訴えに堂安律も同調「これが選手たちの意見です」
サッカーU-23東京五輪日本代表の堂安律が18日、ツイッターを更新。前日のスペイン戦後に主将の吉田麻也が東京五輪の有観客試合での開催を訴えたことに同調した。
堂安は「昨日マヤくんがオリンピック無観客について伝えてくれた事に被せてなんですが、これが選手たちの意見です。僕たち選手は観客のパワーを信じているし皆さんと共に喜びを分かち合いたい」とツイート。一方で新型コロナウイルスの感染状況についても触れ、「ただもちろん僕達アスリートは今の難しい状況を理解しているつもりですし苦しい状況を改善させたい気持ちは同じです」と複雑な思いもにじませた。
吉田は同戦後、スタジアムでのインタビューで五輪の無観客開催に関する問いに対し、「無観客は…残念ですね。今日もたくさんのお客さんが見に来てくれて、最後の5分、10分、苦しい時間にサポーターの声援っていうのは力になると思います」と慎重に言葉を選びながら切り出した。
続けて、「なかなかアスリートがそこに関してコメントを発することは難しい状況にあるんで、どっちにコメントしても難しい状況になるんで言いづらいが、本心としてはファンの前でプレーしたいですし、サポーターの力を必要としているので、菅さんにはもう一回考えてほしいなと思います」と本心を隠さずに訴えると、客席からは拍手も起こった。