きょうだい同日金メダル 阿部詩「どちらかが負けたら天国と地獄」試合前の心境明かす
東京五輪柔道金メダルの高藤直寿、阿部一二三、詩のきょうだいと、ウルフ・アロンが9日、「ジャンクSPORTS」(フジテレビ)に生出演。東京五輪秘話を明かした。
同日金メダルの阿部きょうだい。詩は「二人で出ているので、どちらかが勝ってどちらかが負けたら天国と地獄の空気だなって」と戦う前の心境を明かした。先に金メダルを獲得して「とりあえずほっとしました」と振り返った。
詩が金メダルをとって、迎えた一二三の決勝戦。「いつもだったら緊張を感じるんですけど、逆に燃えて」と話し、妹の金には「ちょっとだけ、いいなって。オレも早く金メダル獲りたいなと」と明かした。
詩は生まれて初めて震えるほど緊張していたという。「オリンピックが始まる3日前とか緊張していて、あまり緊張するタイプじゃないんですが」と明かす。「選手村に入ったときの独特の雰囲気というか他の試合とは違うかなって」。試合数日前に一二三に「緊張してる」と伝えたら「何、緊張しとんねん」と返されたこともあったという。
高藤は一二三の決勝前の表情を「自信がすごすぎて怖かったですね。そんな自信満々でいける?って。安心して見ていました」とし「めっちゃかっこつけてました」と暴露していた。