競泳“2冠”大橋悠依の素顔 ジャニーズ好き 勝負ソックスはひこにゃん
「東京五輪・競泳女子200m個人メドレー・決勝」(27日、東京アクアティクスセンター)
400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依(イトマン東進)が、2個目の金メダルを獲得した。
持ち味の大きな泳ぎは健在だった。競り合う展開で後半のラスト20mでアメリカ勢を捉え、逆転した。
冷静なレース運びで女子初の2冠の快挙を成し遂げ「本当にまだ夢見たいで実感ない。大舞台でいい自分の泳ぎできて、自信になる。たくさん迷惑かけてきたが少しは返せた」と笑った。
【大橋悠依メモ】
▼生まれ&サイズ 1995年10月18日、174センチ、57キロ。
▼地元 滋賀県彦根市出身。陸上短距離の桐生祥秀(日本生命)とは同学年で隣の中学だった。東洋大では同級生。ひこにゃんが大好きでひこにゃんの靴下が“勝負ソックス”。この日も「レースの時以外はひこにゃんの靴下を履いてました」
▼2017年に台頭 16年リオ五輪の選考会では400メートル個人メドレーで3位。17年日本選手権では、日本新記録で同種目を制し「竹内結子似のニューヒロイン」と言われた。世界選手権は200メートル個人メドレーで銀メダルも、400メートルは4位。18年4月に4分30秒82の日本新を樹立。19年世界選手権は銅メダルを獲得した。
▼ジャニーズ好き 嵐の大ファンで看板番組だった「VS嵐」出演を熱望していた。「そのためにも(東京五輪で)金メダルを取ることが目標」と話していた。17年世界選手権ではレース前に嵐の曲を聴いて銀メダル獲得。練習の合間にコンサートにも通った。今会いたい人はSnowManの目黒蓮。