サーフィン都筑有夢路「夢の続きを見ているみたい」涙の銅獲得から一夜明け
東京五輪新種目サーフィンの女子で銅メダルを獲得した都筑有夢路(あむろ、20)が28日、都内で開かれた一夜明け会見で喜びを語った。
台風8号の影響で荒れる海で手にしたメダル。都筑は「今でも信じられなくて、朝から何個カメラを見たか分からないぐらい、カメラの前に立って、夢の続きを見ているみたいだなって思っています。オリンピックの影響力ってこんなにすごいんだなって感じました」と、反響の大きさに驚いていた。
サーフィンの魅力を問われると、「自然とふれ合うこと。地球を感じられるところが好き」と独特の言葉で表現。「オリンピックにサーフィンが選ばれてうれしかった。これからはサッカーや野球と同じように扱ってほしいし、注目して欲しいと思っています。同じスポーツ選手として同じぐらい努力しているのに、なぜこんなに見てくれないんだろうという思いがあって、新種目に選ばれたチャンスでメダルを取れて、アスリートとして本当のスポーツとして見てくれたらうれしい」とサーフィンの“地位向上”を願った。