メドベージェフ 日本の暑さに悲鳴「死ぬかもしれない」
「東京五輪・テニス男子シングルス・3回戦」(28日、有明テニスの森)
男子シングルス3回戦に勝利した世界ランク2位のダニル・メドベージェフ(ROC)が試合中、暑さに耐えかねて審判に「試合は終えられるが死ぬかもしれない。死んだら責任を取れるのか」と詰め寄る場面があった。AP通信が伝えた。
午前11時に始まった試合は強い日差しが照りつけるコートで約2時間半に及んだ。気象庁によると、28日の東京は最高気温32度、午前11時の湿度は76%。女子シングルス準々決勝では、スペインのパウラ・バドサが第1セットを終えた後に棄権。APによると熱中症のため車いすで試合会場を後にした。
国際テニス連盟は試合開始時間を29日から午後3時にすると発表。競技初日から29日までは午前11時、30日から8月1日までは正午からの開始が当初のスケジュールだった。