三浦龍司が7位入賞 3000m障害で初の快挙

 男子3000メートル障害決勝で力走する三浦龍司(手前左)
 フィールドの雨水をかき出す関係者
 男子3000メートル障害決勝で水濠を越える三浦龍司(左手前)
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 「東京五輪・陸上男子3000m障害・決勝」(2日、国立競技場)

 三浦龍司(19)=順大=が、7位入賞を果たした。

 積極的にレースを引っ張った。スローペースで進む中、レース序盤で先頭に立って一旦は引き離した。レース中盤ではエチオピア、ケニア選手ら5人が前に出てペースを上げた。三浦は中盤まで順位を下げた。2000メートルを過ぎて7、8番手に下がった。

 残り2周でアフリカ勢がペースを上げると縦長の展開になり、残り1周で三浦は10番手。だが、最後の水濠を越えて加速。3人を抜いて7番手でゴールした。

 日本勢では49年ぶり、15人で争う決勝。男子トラック種目初メダルの期待を背負って出場。メダルこそならなかったが、同種目初の入賞を果たした。

 ◆三浦龍司(みうら・りゅうじ)2002年2月11日、島根県出身。167センチ、56キロ。日本記録連発の期待のホープ。U20ハーフマラソン日本記録も持つ。

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