女子バスケが2大会連続8強 攻守で圧倒!19点差快勝 史上初4強入り&メダル狙う

 第1Q、3点シュートを決める林
 準々決勝進出を決め喜ぶ女子バスケ日本代表選手
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 「東京五輪・バレーボール女子・1次リーグ、日本102-83ナイジェリア」(2日、有明アリーナ)

 女子1次リーグB組で、世界ランク10位の日本が同17位のナイジェリアを102-83で退け2勝1敗とし、8強入りを決めた。SG林咲希(26)=ENEOS=が23得点と躍動。3点シュートはチームで19本成功した。準々決勝は4日に行われる。

 美しい放物線を描いたボールが、シュッとリングへ吸い込まれた。まるでリプレイ映像を見ているかのように何度も。女子代表は19本もの3点シュートを決め、守備でも相手を圧倒。19点差の快勝でリオ五輪に続く8強入りを果たした。

 7本の3点シュートを沈め、23得点した林は「今日は良かったかなって思います。思い切って打とうと思っていた」とはにかんだ。

 19年の代表デビュー戦で19得点するなどチーム随一の点取り屋だった林だが、7月中旬の強化試合では決定率が上がらず苦しんだ。それでもホーバスHCは「林は必要」と繰り返した。感覚を取り戻すにはどうすべきか、毎日頭を悩ませた。

 「気が済むまで」シュート練習を繰り返し、コーチ陣の助言で回転数やアーチの高さを微調整。「結局、自分のリズムで自信を持って打つしかない」と心に決めた。この日は自ら声を出して攻め込む選手からボールを呼び、3点シュート。決定率はホーバスHCが目安とする40%を大きく上回る64%と、大舞台で期待に応えた。

 リオ五輪では準々決勝で米国に敗れ8強止まり。4強入りとなれば76年モントリオール五輪の5位を上回り日本バスケットボール史上最高成績となる。「40分間みんなで戦う。キツい時は自分のスリーポイントでいい流れを持ってこられたら」と林。華麗なシュートで歴史の扉を開けに行く。

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