水谷隼は進退明言避ける「目のことも含めてお話できれば」

男子団体で銅メダル獲得を決めて喜ぶ水谷隼と、抱きつく張本智和=東京体育館
 得点が決まりガッツポーズをする水谷隼。後方は丹羽孝希(撮影・堀内翔)
 着用していたサングラスを外してプレーした準決勝の水谷隼=4日
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 「東京五輪・卓球男子団体・3位決定戦、日本3-1韓国」(6日、東京体育館)

 日本が韓国を3-1で下して銅メダルを獲得した。第1試合のダブルスで水谷隼(木下グループ)丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)組が李尚洙、鄭栄植組に3-1で勝利。シングルスで張本智和(木下グループ)が張禹珍を3-1で破った。丹羽は鄭栄植に0-3で敗れたが、水谷が張禹珍に3-0でストレート勝ちし、試合を決めた。

 水谷は「シングルスは自信がなかったが、張本が、『水谷さんが必ず勝ってくれる』と後押ししてくれて、だんだん自信が出てきた」とエースの後継者に感謝。「ここ数年間、シングルスで一度もいいプレーができなかったが、最後に一度も勝てたことのない相手に3-0で勝てた。努力してよかった」と感慨深く語った。

 日本代表としては東京五輪を集大成と位置づけている。今後については記者会見で「(現在の)競技生活は目の影響がすごくある。目のことも含めて(改めて)皆さんにお話しできればと思う」と明言しなかった。

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