須崎優衣が決勝進出!難敵に圧勝で悲願の金に王手 レスリング女子50キロ級
「東京五輪・レスリング女子フリースタイル50キロ級・準決勝」(6日、幕張メッセAホール)
日本選手団の旗手を務めた世界ランキング1位の須崎優衣(22)=早大=がスタドニク(アゼルバイジャン)に勝利し、決勝進出を果たした。
悲願の金メダルに王手。相手のスタドニクはロンドン、リオデジャネイロ五輪で2大会連続銀メダルの難敵だったが、前半は1-0で折り返し。後半に一挙4点を加えると、勢いのまま攻め続けた。終わってみれば、11-0の圧勝だった。
開会式後は「東京オリンピックを開催して頂けたことに感謝して最高の舞台で大好きなレスリングを楽しんで絶対に金メダルを獲得できるよう頑張ります。閉会式も笑顔で出られるように」と誓っていた須崎。初戦から2試合危なげなく勝ち、準決勝でも持ち味の攻撃的なレスリングで勝利をつかんだ。
◆須崎優衣(すさき・ゆい)1999年6月30日、千葉県松戸市出身。レスリングのため地元の六実中から東京都北区稲付中に編入。私立安部学院高、早大と進む。2014年から世界カデット3連覇、世界ジュニアは18、19年連覇、世界選手権は17、18年連覇と7つの世界タイトルを獲得している。身長153センチ。