岩佐亮佑の暫定王座決定戦 相手のタパレスがまさかの当日計量1回目失敗

 マーロン・タパレス
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 「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦」(7日、ニューヨーク)

 トリプル世界戦が7日(日本時間8日)、ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される。IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦では、試合に先立ち、当日計量が行われ、元WBO世界バンタム級王者で同級3位のマーロン・タパレス(27)=フィリピン=が1回目に規定の10ポンド(約4・5キロ)まで認められている増量幅をオーバー。再計量でクリアした。元王者で同級1位の岩佐亮佑(29)=セレス=は問題なくクリアした。

 両者は前日の公式計量で上限の122ポンド(約55・3キロ)を0・5ポンド下回りクリア。しかしIBF独自ルールの当日計量でタパレスがまさかの体重超過となった。10ポンドまでの増量が認められているが、133・4ポンドで超過した。2回目の計量に臨み、試合は行われるが、コンディションに不安が残る。岩佐は129・5ポンドだった。

 タパレスはWBO世界バンタム級王者時代の17年4月、大阪での大森将平(ウォズ)戦において体重超過で王座をはく奪されたことがある。

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