RIZINの榊原CEO、K-1強行開催に見解「中止なら億単位のマイナス」
総合格闘技イベントのRIZINの榊原信行CEOが2日、YouTubeのLIVE配信で会見。新型コロナウイルスの影響を考慮して、4月19日に横浜アリーナで開催する予定だった「RIZIN.22」を中止にし、夏にメガイベントを開催する意向があるとを発表した。
榊原CEOは会見で、3月22日に埼玉アリーナで強行開催して批判を受けたK-1についても「他人事とは思えなくて」と見解を述べた。
「本当にやるべきタイミングでないと個人的には思います。ただ、プロモーター、主催者としては、僕もやっていた可能性があると、正直、思います」と話した。
その理由として「本当に経済的な負担が、あのタイミングでやめると大きいんですね。どこの補償も負担もないなかで、主催者が億単位のお金のマイナスを、全部引き受けてやめるっていう決断は、民間の企業の中だけではジャッジできない」と説明。
さらに「そこはきちっと国の支援とか、やめるってことを要請するんであれば、それに基づくバックアップを提案してもらわないと。プロモーター、主催者は責任がありますから、その分の経済的な損失を補えるだけの何か穴埋めがなければ、なかなかやめるっていう決断はできない。K-1だけが非難されるのはおかしい。あすは我が身だ」と話した。