新日本・YOSHI-HASHI初タイトル6人王座戴冠!「ようやく…」
「プロレス・新日本」(9日、後楽園ホール)
NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントの決勝戦が行われ、YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀組がSHO、矢野通、オカダ・カズチカ組を破って新王者となった。
ケイオスの同門対決は24分を超える真っ向勝負の熱戦を展開。勝てばデビュー12年にして初タイトルとなるYOSHI-HASHIは、同じ12年1月4日に海外凱旋帰国試合を行ったオカダをバタフライロックで長時間絞め上げるなど奮闘を見せ、最後は石井がSHOを捕らえて垂直落下式脳天砕きで仕留めた。
試合後はオカダからベルトを手渡されたYOSHI-HASHI。締めのマイクを握る機会が極めて少ない脇役が前日に続いてマイクを握ると「ようやくベルトを取ることができました」と喜びを爆発させた。
続けて、「オレが言いたいのはね、物事が変わるのは一瞬。ずっと言って来たけどね、まったく変わらなかった。毎回変わってたら、そんな楽しい人生はないよ。なかなかうまくいかないから、楽しいと思うんだ」と熱弁。「オレだけじゃないよ。あなたたちも明日、何かつまずいていることがあっても、何か大きく変わってるんじゃない。オレは願っているよ」とファンにメッセージを送り、最後は「何かが変わるとき、そう、物事が変わるのは一瞬だ!」と再び叫んで締めた。