新日本・ケイオス組 鈴木みのる撃退し6人王座新記録V8!次はLIJと再戦へ

 V8を達成した(左から)YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀=後楽園ホール
 合体技で鈴木みのる(中)を攻めるYOSHI-HASHI(左)と後藤洋央紀
 タイチ(下左)、ザック・セイバーJr(右下)に挑戦するYOSHI-HASHI(後ろ左)と後藤洋央紀(後右)=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(1日、後楽園ホール)

 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、王者の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、石井智宏のケイオス3人組が、IWGPタッグ王者のタイチとザック・セイバーJr.に同王座初挑戦の総帥鈴木みのるを加えた鈴木軍トリオを破り、自らが持つ史上最多防衛記録を8に伸ばした。

 王者組はタイチを捕まえて優位に試合を進めるが、鈴木軍は得意の場外ラフファイトから反撃。6人が入り乱れる激闘は35分を超え、最後は混戦の中、鈴木に石井がラリアット、YOSHI-HASHIがダブルニーバットをたたき込み、最後は後藤がYOSHI-HASHIとの合体技GYWで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った後藤は「鈴木、討ち取ったり!」と絶叫。そこに、5度目の防衛戦で退けた内藤哲也、SANADA、BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)3人組が現れ、BUSHIが「オレはな、このままじゃ終われないんだよ。『防衛するのは永遠』(YOSHI-HASHIの決めゼリフ)なんだよね。だったら、この3人でまたリベンジさせてくれよ」と再挑戦を要求した。

 これに後藤はYOSHI-HASHIと話し合った末、「OK、その挑戦受けてやるよ」と受諾し、視殺戦を展開。LIJが去った後、後藤は再びマイクを持つと、「オレたちはチャンピオンとして誰の挑戦でも受けるぞ」アピールし、9月5日のメットライフドーム大会でYOSHI-HASHIと組んで、SANADA、内藤組とともに3WAY戦で王者のザック、タイチ組に挑戦するIWGPタック選手権試合へ向け、「それも奪還したいと思います」と誓った。

 一方、挑戦者組は敗北を認めながらも、タイチは「お前らはせいぜい6人タッグのベルトだ。6人タッグとIWGPタッグ、どれだけの差があると思う。お前らついてこれるか。その答えはYOSHI-HASHI、まだ時間はあんだよ、西武ドーム(メットライフドーム)まで。もしくだらねえ試合しやがったら、後藤、石井組に変更しろ」と王者組に要求した。

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