家で学校で公園で一度はやった!憧れた!僕らの昭和プロレス技②
子供の頃に一度はやった、憧れたプロレス技の数々。でも危ないので、Don't try this at home.(=おうちではマネしちゃだめよ)。固有名詞などの表記は当時のもの(敬称略)
公開日:2017.2.23
英名オクトパス・ホールド。アントニオ猪木がコブラツイストに代わる必殺技として習得。70年のNWAタッグリーグ戦ではニック・ボックウィンクルをこの技で仕留めて優勝した。75年、ビル・ロビンソンとの名勝負では試合終了間際まで1-0でリードされたが、この技で2本目を奪ってタイに。参院選に立候補した際のキャッチフレーズも「国会に卍固め」だった。
卍固め
▽主な使い手=天龍源一郎、藤波辰爾、鈴木みのる
【延髄斬り】高く美しいのが猪木流!天龍は低く、首に引っ掛けるように放つのが延髄斬りの真髄
キャリア後期に入ったアントニオ猪木の必殺技で、英名も「エンズイギリ」。高い位置まで跳び美麗なフォームで放つ。参院選に立候補した際のキャッチフレーズの一つが「消費税に延髄斬り」だった。これを食らって前方に一回転して吹っ飛ぶトニー・セントクレアーのダイナミックな受け身も名高い。天龍源一郎は低い位置の上半身を支点に、全身を回転させるフォーム。
延髄斬り
▽主な使い手=バッドニュース・アレン、藤波辰爾、斎藤彰俊
【パワーボム】90年代席巻した人間魚雷ゴディの殺人技!日本人唯一のBI超え天龍が馬場も猪木も葬った技
鉄人ルー・テーズに伝授された人間魚雷テリー・ゴーディの必殺技。日本人では天龍源一郎の代名詞で、ジャイアント馬場、アントニオ猪木を破った。若手時代を除き、両御大から3カウントを奪った日本人は天龍だけ。新日本では第1回G1クライマックス優勝決定戦で蝶野正洋が武藤敬司を葬った一発が名高い。アンダーテイカーのラストライドなどバリエーション多数。
パワーボム
▽主な使い手=ベイダー、越中詩郎、川田利明、高岩竜一