「ＷＷＥ」（３日、両国国技館）
　日本公演が３日、開幕し、３月に名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りを果たした藤波辰爾（６１）がセレモニーに登場した。元ノアのＫＥＮＴＡ改めイタミ・ヒデオに紹介され、藤波がリングに上がるとファンは「ドラゴン」コールと、大量の紙テープで祝福。滑舌の悪さをファンから突っ込まれつつ、「本当に光栄。ＷＷＥ、ありがとう！」と、スピーチした。
　

　ＷＷＥの殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りを果たした藤波辰爾が１５日、３月に米国・カリフォルニア州サンノゼで行われた授章セレモニーで贈呈されたメダルと指輪を公開した。披露した記念の品は指輪とメダル２つ。メダルの１つには『龍』の漢字１文字が入る粋なものだった。藤波は「メダルの１つは受章者共通で、もう１つはオリジナル。指輪も共通だと思うから、（１０年に殿堂入りした）猪木さんも同じじゃないかな。ありがたいこと」と感謝の笑みを浮かべた。

　世界最大のプロレス団体・米ＷＷＥの殿堂入りした藤波辰爾が、早ければ今秋にも安倍晋三首相から祝福メッセージを受け取る予定であることが１２日、分かった。都内で行われた殿堂入り記念パーティーで発表された。　仲介した元新日本プロレス専務取締役営業本部長の新間寿氏は「秋口にでも自民党本部か首相官邸を訪問すればいい。メッセージはもらえるんで、あとは時期だけ」とした。