ノニト・ドネア 不屈の男が井上尚弥と再戦へ

ボクシングWBSSバンタム級決勝トーナメント決勝戦で、井上尚弥を苦しめた男であるノニト・ドネア。世界5階級を制した男が意地とプライドをかけて再戦に挑む。

公開日:2022.6.1

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(2021年5月29日、カーソン)
 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチは29日、米カリフォルニア州カーソンで行われ、38歳のノニト・ドネア(フィリピン)が王者のノルディーヌ・ウバーリ(フランス)を破り、王座に返り咲いた。
 4回に3度目のダウンを奪い、試合を終わらせた。ドネアは2019年11月のバンタム級世界戦で井上尚弥(大橋)に判定負けして以来の試合だった。

38歳ドネア ウバーリを破り王座奪回

24勝20KO無敗の暫定王者ガバリョをボディー一発でKO

 「ボクシング・WBC世界バンタム級王座統一戦」(2021年12月11日、カーソン) 
 正規王者ノニト・ドネア(39)=フィリピン=は暫定王者レイマート・ガバリョ(25)=フィリピン=に4回KO勝ちした。

ドネアが4回KO勝利“必殺のレバーショット”14歳下ガバリョのボディーに一撃

 四回、ドネアはボディー狙いを多く織り交ぜ、相手の意識を分散させる。そして、このラウンド終盤に左で鋭いレバー(肝臓)への一撃。ガバリョはその場にひざまずき、立とうとしたが、再び膝をついた。

ドネアが4回KO勝利“必殺のレバーショット”14歳下ガバリョのボディーに一撃

 まさに相手を選ばず戦い続けてきた至高のキャリアだと驚嘆します。井上尚弥との再戦に注目しましょう!

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