森保監督、完敗チリ戦で「クオリティーの差があったことは受け止めないと」
「南米選手権・1次リーグ、日本0-4チリ」(17日、サンパウロ)
日本が大会3連覇を目指すチリに完敗した。前半41分に先制点を許すと、後半は3失点。森保一監督は「チリとのクオリティーの差があったことは受け止めないといけない」と実力差を認めつつ、「選手たちは前回、前々回の覇者に対して臆することなく戦いを挑んでくれた」とイレブンをねぎらった。
この試合でA代表初先発を果たした久保建英については「今日、得点を奪うことはできなかったし、得点に絡むことはできなかったが、相手の守備を混乱させるプレーをしてくれた」と持ち味を出す時間があったことに着目。「これを継続して、さらに成長した姿を次の試合で見せてほしい」と期待した。
0-4と大差がついたことには、「局面での足りないところがあったと思っている」と振り返った。ただ、FW上田がチャンスを迎えたシーンが数回あったことから「ただし、ゼロで終わる試合ではなかった。1点、2点は奪えるチャンスをつくれていた。次の試合では得点という結果を求めたい」とした。