森保監督 鎌田ボランチ起用の意図説明「周りがスムーズに動くようになった」

 選手をねぎらう森保一監督(撮影・金田祐二)
 後半、前線にパスを出す鎌田大地(撮影・金田祐二)
 後半、攻める鎌田(左)=ドバイ(共同)
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 「国際親善試合、日本代表1-2カナダ代表」(17日、ドバイ)

 日本はW杯カタール大会前最後の試合で逆転負けを喫した。

 森保監督は後半は6人の選手を入れ替え、あらゆる事態を想定。鎌田大地(フランクフルト)はボランチで起用した。

 遠藤、守田が欠場したことで、鎌田のボランチを“テスト”した形となったが、指揮官は「攻撃でも守備でも彼がフランクフルトでやっているプレーの良さが出たと思う」と手応え。「代表チームでも彼が所属でやっていることを生かす選択肢ができたなと。攻撃でいうと彼が入ってボールを受けてくれる。そこで状況に合ったボールの動かし方。周りがスムーズに動くようになった。守備に関しては局面で彼はデュエルの部分でも相手に競り勝ってマイボールにする部分を今日の試合でも見せてくれた」と効果を口にした。

 鎌田本人も「所属チームとやっていることと変わらず問題なくできた」。森保監督も「一つ前で使うかボランチで使うか、選択肢ができたことはW杯へいいオプションとして手応えはつかめた」と前を向いた。

 史上初の8強入りを目指す森保ジャパンは、W杯1次リーグで23日にドイツ、27日にコスタリカ、12月1日にスペインと対戦する。

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